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食物アレルギーについてFOOD　ALLERGY

食物アレルギーは、卵・牛乳・小麦などの特定の食べ物を食べたり触れたりしたときに、体が強く反応して症状が出る病気です。
アトピー性皮膚炎などの湿疹と一緒にみられることも少なくありません。

最近はナッツ（ピーナッツ、クルミ、カシューナッツなど）も多くなってきました。しっかり症状を伺いながら診療していきます。

じんましん、赤み、かゆみ、湿疹の悪化

咳、ゼーゼー、息苦しさ、のどの違和感

嘔吐、下痢、腹痛

血圧低下、顔色不良、ぐったりするなどの重い症状

食物アレルギーを正しく診断するには、「実際に食べて症状が出るかどうか」を確認することが大切です。
当院では、以下の検査を組み合わせて評価します。

詳しい問診
今までの症状や経過をじっくりお聞きします。

検査
皮膚検査（プリックテストなど）や、血液検査（特異的IgE検査）

食物経口負荷試験・除去試験
少しずつ食べながら確認。当院では専用の個室で医師とスタッフがしっかり見守ります。

必要最小限の食物除去（食べられるものはおいしく食べていく！）
当院では、管理栄養士の栄養相談やPAEがしっかりサポートします。

血液検査の結果が陽性でも、必ずしもその食べ物を全部避ける必要があるわけではありません。
総合的に診断し、無理のない食生活を一緒に考えていきます。

昔は「アレルギーだから全部除去」「血液検査陽性＝除去」という時代でしたが、今は「必要最小限の除去」が基本方針です。
また、必要に応じて、アレルギー疾患生活管理指導表（保育所など）や学校生活管理指導表（幼稚園・小学校・中学校・高校）も
作成します。

当院には管理栄養士が在籍し、除去食や代替食の工夫、成長に合わせた栄養の取り方をお手伝いします。

離乳食や給食対応なども、どんなことでもご相談ください。

「全部食べちゃいけないの？」「どうすれば少しずつ食べられるようになるの？」
そんな疑問も気軽にご相談ください。 “できることを増やし、笑顔で過ごせる毎日”を一緒に作っていきましょう！