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経鼻インフルエンザ予防接種(フルミスト)
経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」とは

フルミストは、鼻の中にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンです。
左右それぞれの鼻へワクチンをスプレーします。
従来の皮下接種ワクチン(注射)とは異なり、痛みを感じにくく、接種は1回で完了します。
2歳~18歳の方が対象です。
お子様さまにとっては痛くないので、うってつけのワクチンです。
生ワクチンですので、効果持続期間も長く抗体は6ヵ月以上維持できるそうです。
ただ、鼻腔にスプレーするため、鼻汁が沢山でていたり詰まっていたりすると効果が落ちてしまいますので、気をつけなくてはいけません。
フルミストの予約について
フルミストの接種は、完全予約制で行います。
予定数に達し次第、受付を終了します。
予約方法
WEB予約からご予約ください。
フルミストの接種について
接種当日は、予診票をダウンロードし、自宅でご記入いただいてから来院していただくとスムーズです。
接種対象者
2歳~18歳の方が対象です。
接種できない方
- 37.5℃以上の発熱がある方
- 重篤な急性疾患、慢性疾患がある方
- 免疫不全、または免疫不全の人と接触する機会がある方
- 副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤)、免疫抑制剤(経口剤、注射剤)を使用している方
- アスピリンを内服中の方
- 重度の卵アレルギーがある(アナフィラキシーをおこしたことがある)方
- ゼラチンアレルギーがある方
- 鼻づまりが強い方
- アトピー性皮膚炎の治療で、デュピクセント®、イブグリース®、アドトラーザ®、ミチーガ®、リンヴォック®、オルミエント®、サイバインコ®を使用中の方は、生ワクチンである「フルミスト」は使用できませんので、従来の「注射型」のワクチンの接種をお願いします。
接種期間
2025年9月27日(土)~2025年12月20日(土)
ワクチン在庫がなくなり次第、終了となります。
接種時間
- 診療時間内(予約枠のあるところ)
- 木曜日午後
接種回数・費用
基本1回接種です。
1回 | 8,000円 |
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インフルエンザワクチンの接種費用は、PayPay・各種カード支払いをご利用いただけます。(タッチ決済には対応しておりません。)
※ 名古屋市の無料クーポン(小6、中3、高3の方)は対象外となります。
注意事項
- 生ワクチンのため、弱毒化したインフルエンザウイルスに罹患するようなイメージになります。そのため接種後に、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛み、頭痛などの副反応が現れることがあります。まれにショックやアナフィラキシーなどの副反応が現れることもあります。
- 接種時に号泣するお子さまの場合、多量の鼻水でワクチンがうまく鼻腔に入らず、効果が弱ってしまう可能性があります。より効果を発揮させるため、直前にティッシュで鼻かみをおすすめします。
- 他のワクチンとの同時接種は当院では行いません。(泣いてしまう可能性が高くなるため)
- 接種後の入浴や軽いジョギングなど通常の生活は可能ですが、接種後すぐの過度な運動、スイミングは控えてください。
- 接種後1~2週間は、重度の免疫不全者との密接な接触は避けてください。
アレルギーで定期通院中の方へお願い
- 在庫量確保のため、皆様にWebからのご予約をお願いしています。
- 下記の手順でご予約をお願いいたします。
【接種期間内にアレルギー外来の予約が取得済の方】
「12/31特別枠」でワクチン(注射・フルミスト)のご予約をおとりいただけます。
<方法>
①ワクチン選択画面で「インフル①+アレルギー外来予約済」あるいは「フルミスト+アレルギー外来予約済」を選択
②「12/31」しか選択できませんので、アレルギー外来を予約している時間帯近くで予約取得
③メモに取得済アレルギー外来の日時を入力(例:10/20 17:00)
④予約完了です
⑤2回目(注射)予約は、「インフル②」を選択し、ご希望の日時にご予約ください。
(注意:1回目の接種から2週間以上は間隔をあけてください)
他の予防接種と同時接種をご希望の方へ
- ご希望のワクチンと同じ時間にインフルエンザのワクチンの予約を入れてください。
同じ時間で予約が取れない場合は、近いところでご予約していただき、接種当日受付時にどの時間にご予約なさったか教えてください。
ご不便をおかけしますが、在庫量確認のため、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
副反応・リスク
接種後2~8日ほどで、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの風邪に似た症状が見られることがありますが、ほとんどは自然に軽快します。ワクチンが喉に流れて違和感を覚えたり、飲み込んでしまうこともありますが問題ありません。この時期にインフルエンザ検査を行うと、ワクチンの影響で陽性になることがあります。
ごくまれに、アナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難)、喘息の悪化のような重い副反応が起こる可能性もあります。
また、接種後1週間ほどはワクチンウイルスが体外に排出されるため、免疫力が低下している方との密接な接触は控えてください。